知ってると人生が変わる経済の仕組み①
みなさんこんにちは!
経済についてみなさんはどれぐらい理解されているでしょうか?
一見むずかしそうに思いがちな経済の仕組み。
しかし、そのカラクリは簡単で知っていと知らないとでは経済力にも差が出てきてしまいます。
知っていれば投資などにも役に立ち、逆に知らずに経済的苦難に陥る人もいます。
投資に興味がある人なんかは自身の投資にも役にたつ知識になると思いますのでぜひ読んでいただければと思います。
では早速、経済の仕組みを詳しく説明していきたいと思います。
※長くなるため何回かに分けての投稿になります。
今回の目次は以下の通り
■経済を動かす3つの構成要素
経済は簡単な構成要素と簡単な取引から構成されています。
これが繰り返し何度も何度も行われて経済は成り立っています。そしてこの取引を引き起こしているのは人間の知恵です。
ここから経済を動かす以下の3つの主な要素が生まれます。
①生産力の向上
②債務の短期的周期
③債務の長期的周期
この3つの要素を個別に考え、またそれを積み重ねたモデルケースを考えると経済の動向と現在の状況を理解できます。
■経済とは取引と市場の積み重ね
最初に経済の最も簡単な要素である取引を見ていきます。
取引は何かを買う時に発生します。買い手がお金とクレジットを提供し、売り手が物品、サービス、資産などを提供します。
クレジットはお金みたいなものですから、使われたお金とクレジットを合計すると支払総額がわかります。
この支払総額が経済を動かしており、支払総額を売上量で割ると単価がわかります。これが経済のからくりの構成要素です。
経済の波と動きは、取引によって引き起こされます。そのため、取引を理解できたら経済の仕組みが理解できます。
経済市場は買い手と売り手が取引をすることで構成されます。(例えば小麦市場、自動車市場、株式市場、その他、、、)
経済はすべての取引とすべての市場の積み重ねなのです。
すべての市場での支払総額と売上総量を計算すると、経済の仕組みを簡単に理解することができます。
人、会社、銀行、政府機関、このすべてが今話した取引をしており、お金とクレジットを、物品、サービス、資産と交換しているのです。
買い手と売り手の最大手は政府機関です。これを2つに分類できます。中央政府は税金を徴収し、お金を支出します。
そして中央銀行ですが、これは普通の買い手、売り手と違って経済のお金とクレジットの総量をコントロールできます。
すなわち中央銀行は利子の動きを制御し、また新しい通貨を印刷できるのです。このため中央銀行はクレジットの流れに大きな影響を与えます。
■理解されていない要素「クレジット」
クレジットという単語が出てきているのですが普段の生活ではなかなか聞き慣れない単語だと思います。
このクレジットが経済の重要な要素となるのですが、なかなか理解されていない要素でもあります。
クレジットは一番大きく変動しやすいため最も重要な経済の要素なのです。
クレジットはお金の貸し借りが行われるときに発生します。
買い手と売り手が市場で取引をするのと同様に、お金の貸し手と借り手も取引をするのです。
貸し手は手持ち金をふやそうとし、借り手は手持ち金以上のものを、例えば家とか車を買いたいし、ビジネスを始めたり投資をしたいのです。
このときに役に立つのがクレジットなのです。借り手は借用額、すなわち元金に利子を加えて返済することを約束します。
利子が高いと負担が重荷となり借用額は減少します。その反面利子が低いと返済額も増えずらいので借用額はふえます。
借り手が返済を約束し、貸し手がそれを信じるとクレジットが発生します。
これは簡単に見えますがクレジットには異なる一面もあります。クレジットが発生すると借金(返済義務)が発生します。
借金は貸し手には資産(利子が上乗せされた元本)であり借り手には債務です。将来借り手が元金と利子を返済すると資産と債務は消滅し、取引は精算されます。
■あなたの支出は誰かの収入
クレジットはなぜ重要なのでしょうか。借り手がクレジットを得ると支出額を増やすことができます。
ある人の支出が他の人の収入となり、経済を押し上げるのです。つまり、あなたが得る所得は誰かの出費なのです。
なのであなたの支出がふえると誰かの所得がふえるのです。ある人の収入がふえると貸し手は貸出額をふやそうとします。
借り手の信用力(将来の返済力)が増えたからです。
収入がふえると、もっと借りることができ支出を増やせます。ある人の支出はほかの人の収入となりますから、もっと借りることができるようになるというわけです。この好循環が経済の成長につながります。これで経済の波ができます。
今回はここまで!
次回はクレジットが生み出す経済の波についての説明です。
ぜひお楽しみに。
■参考
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