株価指標① PER(株価収益率)
皆さんこんにちは!
今回は株式投資をする際に何を見て判断指定していますか。
凄い値上がりしていて勢いがあるからなんとなく、、、、
そして買った途端に下がり始める。そんなに経験はないでしょうか。
このような投資をしていたらあっという間に資金がなくなってしまいます。
過去に自分もそんな投資をしていました。
上がっている銘柄はなぜ上がっているのか。その理由が非常に大事です。
今回はその株価が割安かどうかを判断するための判断基準と株価指標を紹介していこうと思います。
今回は基本中の基本であるPER(株価収益率)について説明したいと思います。
■PER(株価収益率)とは
まずはこの指標から紹介します。PERとはPrice Earnings Ratioの略語で日本語では株価収益率と言います。
PERは会社の利益と比べて、今の株価が割安かどうかを見る指標で、「株価が1株当たりの利益の何倍か」を表している指標で以下のように計算することができ、低いほど割安となります。
PER(株価収益率)・・・株価÷1株当たりの純利益(※)
※ 一株当たりの純利益はEPS(earninings per share)といい、会社の最終利益である純利益を、発行済み株式数で割ったもの。
例えばA社の1株利益が100円だったとします。株価が2000円だとしたらA社のPERは20倍になります。
簡単に言い換えると「A社に投資したお金の回収まで25年かかる」ということになります。日経平均のPERは26倍(2021年1月)なのでこれよりも低ければ割安という判断をしたりします。
■PERを見るときの注意点
しかし、気をつけたいのが、業種や成長企業である等の条件によってはこのPERの水準が異なるということです。
例えば、1年で20%を超えて成長し続ける企業などは、今は利益が少なくても数年後はこれぐらいの利益を生み出す企業になるだろうという想定から株価がぐんぐん上がっていきます。
そのためPERもかなり高くなってしまうといったこともあります。(100倍を超えることも多々あります)
単に数字を見るだけでなく、どの業界なのかどういった成長をしている企業なのかといった部分もしっかり把握して比較してみましょう。
今回は株式投資において投資の判断基準となる最も基本的な指標をご紹介しました。
今後も基本的な株式指標について投稿していきますので株式投資の基本的な知識を一緒に勉強していければ幸いです。
人生で今日が一番若い日です!知識を増やして資産をどんどん増やして豊かな生活を手にいれましょう!
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